不貞行為、浮気が法律の離婚原因となる場合

不貞行為は、民法で規定されている5つの法定離婚事由のうちのひとつです。

不貞行為とは、夫や妻のいるものが配偶者以外と性的関係を持つことです。

いわゆる「浮気」「不倫」というものです。

そして精神的に相手が好きかどうかは関係なく、性的関係を持つことが不貞行為とされます。

そのためお酒に酔った勢いで性的関係を持ってしまったとか、風俗通いで性的関係を持ったという場合も、不貞行為となります。

反対に、性的関係のない恋愛関係やキスでは、不貞行為とはなりません。

メールや電話のやりとり、デートのみでは不貞行為には該当しません。

また、不貞行為に回数は関係ありません。

お酒に酔った勢いでたった1回であっても、性的関係を持てば不貞行為となります。

夫の不貞行為、妻の不貞行為のどちらも離婚原因になります。

不貞行為の相手は特定の相手であるか、不特定多数であるかを問いません。

また不貞行為は自由意思に基づいてする行為なので、本人の意思に反する性的関係や、レイプを受けたことは不貞行為とはなりません。

夫婦には、お互いに貞操を守る義務があります。

そしてこの義務に違反すれば「不貞行為」として離婚の請求ができることになっています。

しかしたった1回の不貞で離婚請求ができるかどうかについては、明確に規定されていません。

不貞行為が離婚理由となるには、その不貞行為によって婚姻生活を破綻させたかどうかがポイントとなります。

過去に不貞行為があったとしても、今は不貞行為の相手方との関係を断ち切って、十分に反省し、結婚生活を大切にしようという気持ちが認められれば、離婚は認められません。

民法には法定離婚事由に該当することがあったとしても「裁判所は一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる」と規定されています。

※ただし今の裁判の傾向としては、不貞行為により婚姻生活が破綻したと一方が強力に主張すれば、離婚が認められる傾向にあります。

不貞行為の証拠収集には探偵が必要

不貞行為を理由として離婚請求する場合は、相手が不貞行為をしたという証拠が必要になります。

しかしこの証拠収集は、かなり難しいものです。

不貞行為とは性的関係を意味しますので、不倫相手とラブホテルに入る現場写真などを撮影する必要があります。

帰宅時間が遅い、携帯メールの記録、不倫相手とデートしているだけの写真では、性的関係を証明したことにはならないからです。

もちろん自分で、不倫相手とラブホテルに入る現場写真を撮影することは不可能なので、調査会社などに写真撮影を依頼することになります。

探偵会社を選ぶ方法等については、不倫調査に探偵を使う場合をご覧ください。

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