夫が離婚を拒否する理由

夫が離婚を拒否する理由の多くは「離婚は恥」という考え方が根底にあるからです。

男性というのは女性よりも仕事の現場に出ることが多いため、女性よりも会社での立場等を気にします。

妻から離婚を切り出されたということは、夫に魅力がないと判定されたということです。

このようなことが会社等で知れ渡るのは「恥」と思うため、離婚を拒否することがあります。

たとえば、夫が浮気をしたとします。

このとき夫の年収が1億円あると、ほとんど離婚には発展しません。

妻というのは夫のことを、人間性だけではなくお金を稼ぐ能力や安定性などを含めて、総合判断しています。

お金を稼ぐ力があるということは、実力があり世の中の役に立っている仕事をしていることが多いので、それも魅力の一つなのです。

あるいは、今は稼ぐ能力がなくても将来は出世しそうだとか、出世はないが安定収入はあって自分の意志がしっかりしている人、なども評価の対象です。

ということは妻から離婚という「ダメだし」をされたということは、男にしてみれば社会的にダメだしされたのと近い感覚があります。

日本の社会では、まだまだ女性よりも男性の方が給料が高い傾向にあります。

その女性から、離婚を突きつけられて独り立ちされようとしているのですから、夫にしてみればそれなりにショックは大きいのです。

夫としては「恥」の気持ちは外部に知られたくありません。

そのため離婚したくない理由として「まだ妻を愛している」「まだやり直せる可能性がある」ということを言います。

夫が子供と離れたくないということを言いますが、これは本心であることが多いです。

子供に対する愛情というのは、母親だけではなく、父親にもきちんと備わっているからです。

ただどちらにしても、夫が離婚を拒否する理由として「恥」という気持ちが心の奥底に潜んでいるのは事実です。

ただ、妻から離婚を切り出されることに対して、すべての男性が「恥」と思うわけではありません。

離婚を恥と思う男性の心理

離婚を「恥」と思う男性には、次のような特徴があります。

・女性に対する自信がない
・自分に対する自信がない

まず女性に対して自信のある男性は、妻から離婚を切り出されると、あっさり受け入れます。

なぜなら自分は女性に好かれるという自信がありますから、離婚しても彼女はすぐにできるからです。

女性に対する自信のない男性は、妻に捨てられたら自分は一生一人になってしまう、とおびえているから、離婚を拒否します。

特に熟年離婚の男性の場合は、晩年のお世話などいろいろな役割を妻に期待しています。

そんな状態で離婚しても、再婚できるとはどうしても思えないのです。

つまり女性に対する自信がないとは、こんなダメな自分でも妻は受け入れてくれている唯一の女性だ、と思っています。

もっとわかりやすく言ってしまえば、妻を女性ではなく「母親」として見ています。

つまり妻に対する「甘え」があるのです。

その甘えを断ち切られようとしていますから、離婚は拒否したいのです。

女性に好かれようとしたら、身なりに気をつけなければいけません。

気の利いた会話もしなければなりませんし、仕事もバリバリやって、かっこよくしていなければいけません。

そのようなことをやりきる自信がないから、なんとか今の状態を維持したいのです。

このような心理を知ると、妻はますます離婚をしたくなるかもしれません。

あるいは、自分が叱咤激励してこの夫を一人前にするんだ、と思うかもしれません。

あるいはこの離婚危機をきっかけに、夫が立ち直ってバリバリ仕事と家族サービスをやるかもしれません。

その見極めは、自分自身でするしかありません。

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