遺産分割調停の期間について

遺産分割調停(相続の家事調停)は、約半数の方が半年程度で終了します。

家事調停の回数は、5回から10回くらいまでです。

ただし家事調停の回数に、制限はありません。

したがって当事者が希望すれば、何回でも行うことができます。

実際、家事調停の終了までに3年以上かかっている方の割合は、 全体の5%にも及びます。

家事調停は、だいたい毎月1回のペースで開かれます。

そのため中には、何十回も家庭裁判所に通われた方もいます。

◆遺産分割調停(相続の家事調停)は長期化してきている

遺産分割調停(相続の家事調停)は、昔より長期に及ぶことが増えてきています。

20年ほど前までの家事調停は、2~3回の話し合いを経て、 すべて終了するのが一般的でした。

2~3回のため、2、3ヶ月で終了していたのです。

しかし近年は、半年ぐらいはかかるようになってきました。

これは昔に比べて、 話し合いでゆずり合う方が減ってきていることが原因のようです。

また、遺産分割調停(相続の家事調停)で話し合われる相続財産の金額が、昔に比べて安くなってきているのも特徴です。

少ない財産であっても、なかなか合意できないケースが増えています。

◆遺産分割調停(相続の家事調停)が長期化することのデメリット

遺産分割調停(相続の家事調停)の期日が長期化すると、 次のようなデメリットが発生します。

・精神的に疲労する
・平日に行われるため、時間の確保が大変
・交通費等の経済的負担が増える
・長期化したところで、得られる財産はそれほど増えない
・感情的な対立が延々と続く

このように、家事調停の長期化は多くのデメリットがあります。

しかしだからといって、 相手の言い分を鵜呑みにするわけにもいきません。

そこで自らが少し譲歩するかわりに、 相手にも少し譲歩を求めて妥協することが 家事調停の長期化を避けるよい方法といえます。

スポンサードリンク

このページの先頭へ