遺産分割調停の進め方

遺産分割調停(相続の家事調停)は、以下の手順で進めていきます。

遺産分割調停(相続の家事調停)の申立て

必要書類を揃えて申立て先となる家庭裁判所に、相続の家事調停の申し立てを行います。

申立先となるのは相手方の住所地を管轄する家庭裁判所です。

亡くなられた方の住所地ではありませんので、ご注意ください。

相手方(相続人)が複数いる場合には、 そのうちの誰かひとりの住所地を管轄する家庭裁判所で構いません。

呼び出し状が届く

家庭裁判所から当事者に、調停期日の呼び出し連絡(通知)があります。

相手方には回答書も送られてます。

相手方はこの回答書に回答し、裁判所に送り返します。

返送されてた回答書の内容はまとまめられて裁判官、調停委員に配布されます。

家庭裁判所へ行く

指定された日時に裁判所に出向きます。

資料等が必要な場合は、呼び出しの通知に記載されています。

まずは控室に案内されますので、調停委員から声がかかるまで、そこで待機します。

調停委員から事情を聞かれるので答える

調停委員方がいろいろ聞いてきますので、 あなたの主張や言い分を伝えてください。

弁護士を付けた場合でも、原則として本人の同席が求められます。

なお部外者は、同席することができません。

調停委員にいろいろ話しをするとき、自分は調停委員にどんなことを伝えたいのかを、あらかじめメモをしておいて、メモを見ながら話しをするとよいでしょう。

家庭裁判所という慣れない場所では、緊張から話しておきたい事や伝えるべき事をうっかり忘れたり、うまく話せないことがあるからです。

このときメモを見ながら話しをすれば、忘れたり表現がうまくできずに伝えられない、ということが防げます。

次回以降の期日が決まる

2回目以降の話し合いの日時は、全員の都合に合わせて日時が決定されます。

また家事調停の呼び出しを無視(無断欠席)すると、 調停委員や裁判官に対しての印象は悪くなります。

しかしだからといって、 ただちにすべて不利になるというわけではありません。

家事調停の終結

何度か調停期日を経て、話し合いが合意に至れば「調停成立」です。

そして調停調書が作成されます。

また合意に至らなければ「調停不成立」です。

調停不成立の場合は、事案によって審判または訴訟へと手続が移行します。

調停調書を受け取ったらすべて終了

調停調書は後日受け取りに行くか、 申請により郵送してもらうことができます。

この調停調書があれば、調停調書の内容に従って、すべての相続手続きをスムーズに終えることができます。

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