家事調停の管轄について

家事調停の管轄(かんかつ)とは、家事調停をどこの家庭裁判所で行うかを決めたルールのことです。

家事調停の管轄は基本的に、話し合いをしたいと思う相手の住所地に近い家庭裁判所となります。

なぜなら家事調停をしたいと思っている人が、自分の都合で相手を自分の住所の近くの家庭裁判所まで呼びつけることは、相手にとって失礼であり、相手の気分を害するからです。

当事者の全員合意により家庭裁判所の場所を決めれば、その場所が管轄となります。

家事調停をしたいと思う全員が合意して、どこかの家庭裁判所を指定するのであれば、誰も気分を害することはありませんので、問題ありません。

管轄合意書サンプル

         管轄合意書

                   平成○年○月○日

東京家庭裁判所 御中

               申立人    A  印
               相手方    B  印

事件の表示 平成○年(家イ)第○号 夫婦関係調整事件

住所   東京都・・・
申立人   A

住所   大阪府・・・
相手方   B

上記当事者は、次のとおり管轄の合意をします。

合意で定める家庭裁判所  ○○○○○○家庭裁判所


離婚調停の管轄は相手方の住所地の家庭裁判所、または当事者の合意により決めた家庭裁判所、が管轄となります。

例外として、どうしても相手方の管轄裁判所に出向けない事情がある場合には、自分の住所地である家庭裁判所に上申書を添えて、調停の申立てをしてみてください。

それが認められれば、自分の住所地の家庭裁判所にて調停を行うことが出来ます。

認められる場合とは、小さい子供抱えているとか、親の介護で離れられないというものです。


上申書サンプル

           上申書

                    平成○年○月○日

東京家庭裁判所 御中

                  申立人  A   印

事件の表示 平成○年(家イ)第○号 夫婦関係調整事件

住所   東京都・・・
申立人   A

住所   大阪府・・・
相手方   B

上記事件の管轄家庭裁判所は大阪家庭裁判所ですが、申立人は 1歳の幼児を託児所に預けパート勤務をしており、遠隔地の大 阪まで出向くことができませんので、本件は御庁において処理 していただきたく上申します。

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