調停を専門家へ依頼するべきか

家事調停は、原則として本人が出席しなければなりません。

そのため弁護士をつけた場合でも、本人の出席も求められます。

書類作成のみを専門家に任せたい場合は、司法書士でも構いません。

家事調停の手続きそのものは、それほど難しいものではありません。

しかし、弁護士に依頼するメリットもいくつかあります。

①法律的な見解をサポートしてもらう

あなたの主張が本当に法律的に妥当なものなのか、 他にも主張できることはないのかなどをサポートしてくれます。

専門家の意見を踏まえて主張をまとめることで、 家事調停の場でも説得力のある主張ができます。

特に財産分与や慰謝料などは法律の解釈が必要なことがあるので、妥当な水準を導いてくれます。

②感情的になる場面でも、冷静に対応してくれる

離婚調停では、このことが一番大きなメリットかもしれません。

どうしても感情的になってしまいがちな場で、 冷静に主張・判断してくださる方がそばにいるととても心強いです。

また弁護士は訴訟の専門家でもありますので、 万が一、調停が不成立に終わり訴訟を起こす場合には、事情を把握している弁護士に、 そのまま訴訟手続をお願いすることができます。

③家事調停や裁判で決められたことを相手に強制させる

家事調停の話し合いがまとまっても、相手が約束を守らずに、話し合った内容が実現されないことがあります。

このような場合は、同じ弁護士にそのまま請求や強制執行をお願いすることができます。

得られる財産と、弁護士への手数料を比較して決める

弁護士に依頼すると、それなりに費用がかかってしまいます。

そのため、むやみやたらに弁護士に依頼するのではなく、下記のような場合は、依頼を検討するようにしましょう。

・高額な財産分与が問題となっている
・家事調停がまとまる可能性が低く、裁判まで想定している
・その他、自分一人では調停や裁判に臨めない事情がある場合

もし弁護士への手数料が高いと感じたら、 法律相談のみ利用して家事調停そのものは自分で行えば、 手数料を安く抑えることもできます。

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