不倫をした人からの離婚請求

不倫をした人からの離婚請求は、昔は認められていませんでした。

勝手に愛人を作って婚姻を破綻させた人からの離婚請求は、あまりに身勝手で認められないという考え方があったのです。

ところが昭和62年に最高裁判所が、不倫をした人からの離婚請求も認めると判決しました。

いくら離婚請求を認めないとしても、現実に破綻してしまった夫婦はもとに戻らない、という考えによるものです。

この判決以降、不倫をした側からの離婚請求と成立は増加傾向にあります。

不倫をした人からの離婚請求が認められるための条件

不倫をした人からの離婚請求が認められるためには、次の3つの条件を満たしている必要があります。

①夫婦の間に独立して生活できない子供がいないこと
②別居期間が相当の長期に及んでいること
③離婚された側が、経済的、精神的に過酷な状態に置かれないこと

夫婦の間に独立して生活できない子供がいないというのは、未成年者をさすのではありません。

高校を卒業して自立して生活していれば、未成年者の子供がいても大丈夫です。

反対に22歳であってもまだ大学生で、自立して生活していないのであれば離婚はできません。

別居期間が相当長期というのは、裁判官の判断によります。

8年の別居で離婚が認められたこともありますし、8年の別居で離婚が否定されたこともあります。

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